HOME9.中国&アジア |米原発ベンチャーのTerraPower 中国の原発トップ企業CNNCと覚書締結。次世代原発開発で米中協力へ。日本より中国を選ぶ米政府・産業界の姿勢、ここでも鮮明に(RIEF) |
TerraPoweキャプチャ

 米国の原発ベンチャー、TerraPowerが、中国の5大電力会社の一つである中国核工業集団(China National Nuclear Corporation :CNNC)と、TerraPowerが取り組んでいる次世代原発の 「進行波炉(TWR)」の開発で協力する覚書を締結した。

 

 TerraPowerはビル・ゲイツ氏が出資、会長を務める。2008年の設立で、開発中の進行波炉(TWR)は、最長100年間は燃料交換せずに運転が可能で、炉内の管理もほとんど不要、緊急時には自然停止するという安全性と経済性を兼ねた次世代原子炉として期待されている。

 

 TerraPoweとCNNCの提携は、米中の広範な環境・エネルギー協力の一環として実現した。CNNCは国有企業で原発を軸とした発電事業を展開して……

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