HOMERIEF Interview |英グリーンボンド推進団体 クライメート・ボンド・イニシアティブ(CBI)のCEO ショーン・キドニー氏。「今年のグリーンボンド市場の見通し」と「中国の同市場の巨大な潜在力」(FGW) |
Kidney1キャプチャ

太陽光や風力発電などの再生可能エネルギー事業やビルのグリーン化などCO2排出量の削減と、エネルギー効率化を進める事業に資金を供給するグリーンボンド市場が急成長している。新たな国際的な地球温暖化対策での合意が、年末のCOP21で予定される中、今年のグリーンボンド市場がどう成長するのか、注目すべき市場はどこか。グリーンボンド、クライメートボンド(気候債)などの普及、啓蒙活動を進めている英国の非営利団体、Climate Bonds Initiative(CBI)のCEO、ショーン・キドニー(Sean Kidney)氏に聞いた。

 

Q: 世界のグリーンボンド市場は380億㌦(2014年)で、前年の110億㌦の3・5倍以上も急増した。地球温暖化の加速と、国際的な温暖化枠組み交渉の進展をにらんで、低炭素事業投資への需要拡大を見込んだ資金調達がさらに……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン