HOMERIEF Interview |英CBIのCEO、シーン・キドニー氏。グリーンボンドの国際基準化、日本市場を含めて必要。政府の役割は市場の普及・啓蒙活動。補助金給付は「モラルの問題」と指摘(RIEF) |

 

 気候ファイナンスの非営利団体「Climate Bonds Initiative(CBI)」のCEOで、EU欧州委員会の「サステナブルファイナンスのためのハイレベル専門家グループ(HLEG)」メンバーでもあるSean Kidney氏に、グリーンボンド市場拡大のための標準化等についての考えを聞いた。

 

 

Q: 民間企業等にグリーンボンドの発行を促すうえでの政府の役割を、お聞きします。日本では環境省がグリーンボンド原則(GBP)やCBIの標準(CBS)とは別に独自のガイドラインを出し、その使用を促すため発行体に補助金を出しています。またシンガポールでも証券取引所がグリーンボンドの上場時に、第三者認証費用の負担を行っています。多様な金融商品の一部を、公的に支援すること……

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