グローバル指標会社のS&P Dow Jones Indicesは、2030年のカーボン価格の推計値を元に、主要企業の企業価値の変化を指標化した初の「カーボン・プライス・リスク調整指標」を開発した。開発したのは、S&P Carbon Price Risk Adjusted Index Series。S&P500など同社の12種類の指標をカーボン・プライス・リスク評価で調整した形だ。S&Pグループの傘下に入ったTrucostが評価手法を開発した。
パリ協定に基づく温暖化対策の広がりで、先進国だけでなく途上国でも温暖化規制が強化されると見込まれている。すでに排出権取引などでカーボン価格が明確化されている国・地方は、現時点で……
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