HOME |国連生物多様性条約(CBD)の2030年までのフレームワーク原案、公表。2030年までの21のターゲットと、2050年までの4つのゴール。実施手段と資金源確保等が課題(RIEF) |
BCOキャプチャ

 

 国連生物多様性条約(CBD)事務局は10月に開催する国連生物多様性条約第5回締約国会議(COP15)で採択を目指す新たな「グローバル生物多様性フレームワーク」案を公表した。2030年までのターゲットとして、①世界の陸上と海洋のうち、特に保全が必要な地域を中心にして最小でも30%を保全②人為で劣化が進んだ地域の少なくとも20%を回復・再生――など21の行動ターゲットを設定する。また2050年までのゴールとして、①エコシステムの保全を少なくとも(現状より)15%高める②遺伝子資源の利用から生じる利益については公正、かつ衡平に共有--など4点を掲げている。

 

 COP15は10月11~14日に、中国の昆明で開く予定。当初は、2020年10月の開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で……

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