HOME |ロシアのウクライナ侵攻後2年間のCO2排出増は1億7500万㌧。軍事行動、国土焼失、インフラ再建等で。自動車9000万台の年間排出量に匹敵。排出の経済的損失320億㌦(5兆円)(RIEF) |
スクリーンショット 2024-06-14 004850

写真は、ウクライナのハルキウで、ロシア軍のドローン攻撃で火災となった市街の様子=Euractiveより)

 

   ロシアのウクライナ侵攻後2年間の軍事行動等で排出されたCO2の総量が、侵攻後の2年間全体で1億7500万㌧に達し、その経済的損失コストは320億㌦(約5兆円)に上るとの推計が公表された。ウクライナ環境省と気候NGOが共同報告書をまとめた。同排出量は、9000万台の自動車が排出する年間排出量とほぼ同じで、ウクライナより経済規模が約5倍大きいオランダが年間に排出する量に匹敵するという。2022年2月の侵攻後7カ月間の推計排出量のほぼ2倍に膨れ上がっている。

 

 「戦争によるCO2排出増」の推計について、報告書……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン