
(写真は、ウクライナのハルキウで、ロシア軍のドローン攻撃で火災となった市街の様子=Euractiveより)
ロシアのウクライナ侵攻後2年間の軍事行動等で排出されたCO2の総量が、侵攻後の2年間全体で1億7500万㌧に達し、その経済的損失コストは320億㌦(約5兆円)に上るとの推計が公表された。ウクライナ環境省と気候NGOが共同報告書をまとめた。同排出量は、9000万台の自動車が排出する年間排出量とほぼ同じで、ウクライナより経済規模が約5倍大きいオランダが年間に排出する量に匹敵するという。2022年2月の侵攻後7カ月間の推計排出量のほぼ2倍に膨れ上がっている。
「戦争によるCO2排出増」の推計について、報告書……
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