欧州の熱波被害で、スペインでも1000人超が死亡。フランスの1000人超の死亡(暫定値)に次ぐ。他の国々でも。人類起源の地球温暖化による影響が高齢者や弱者に集中(RIEF)
2026-07-02 00:43:10
(グラフは、World Weather Attributionより引用)
記録的な熱波の影響が続く欧州では、スペインで熱中症など熱波による健康被害が原因で1000人以上が死亡したことがわかった。同国の今年上半期の平均気温は観測史上最高を記録した。今年の熱波による死亡者は、隣国のフランスでもすでに1000人を超えたことが報告されているほか、ドイツやイタリアでも死者が出ている。欧州の夏はこれからが本番であり、人類起源の地球温暖化による気候変動の影響が、高齢者や弱者らの健康を蝕んでいることになる。
スペインのカルロス3世保健研究所の発表によると、今回の熱波により、国内で少なくとも1028人が熱中症などの健康被害で死亡した。これは、スペイン気象庁(Aemet)が記録する、「観測史上最も暑い6月」とされた2025年6月の死者数の2倍以上だ。https://rief-jp.org/ct12/166954?ctid=70
AemetのX(旧ツイッター)への投稿によると、2026年の上半期の平均気温は、スペインの観測史上で最も暑い上半期となり、平均気温は平年を1.6℃上回った。また、6月単月の平均気温としても、観測史上2番目の高さを記録し「平年を3.2℃上回った」としている。
気候科学者団体「ワールド・ウェザー・アトリビューション(WWA)」は、今回の熱波はこれまでに欧州で記録された中で最も深刻なものであり、気候変動の影響がなければ、6月にこのような状況に陥ることは「実質的にありえない」と指摘している。
フランスの6月の平均気温は過去最高を記録し、夜間の気温も観測史上最高を記録した。フランスとスペイン以外でも、ドイツ、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーなどの各国で、それぞれ観測史上最高気温が更新されたほか、イギリスとスイスでも6月としての最高気温を塗り替えた。
フランスでの熱波での死亡者増では、首都パリとその郊外を含むイル・ド・フランス圏が中心で、自宅で死亡したケースが顕著に多かったとしている。公衆衛生庁は声明の中で、「今回のデータは、都市化が進んだ地域も含め、孤立している人や深い孤独を抱えている人々に対する周囲の連帯やケアが不可欠であることを、改めて示す形となった」と述べている。日本のコミュニティでも参考にしたい。
(藤井良広)
https://www.afpbb.com/articles/-/3642141?cx_part=top_category&cx_position=1

































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