HOME12.その他 |中国、気候変動で勢力を増した台風の豪雨被害で、貯留ダムの堤防が決壊するなど、各地で洪水が発生。これまでに17人の死者(RIEF) |

中国、気候変動で勢力を増した台風の豪雨被害で、貯留ダムの堤防が決壊するなど、各地で洪水が発生。これまでに17人の死者(RIEF)

2026-07-08 17:10:04

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写真は、貯留ダムが決壊し、下流に濁流が押し寄せる状況。CCTVから引用)

 

  気候変動の影響が世界各国で生じているが、中国では勢力を強めた台風による被害が各地で起きている。中国南部のベトナムと国境を接する広西チワン族自治区では、40の河川や水路、貯水池のダムの堤防等が決壊した。溢れ出た濁流は、約5200ヘクタールに及ぶ農地を覆い、大きな被害が出たとみられる。

 

 中国国営中央テレビ(CCTV)が公開した映像によると、貯水用のダムの堤防が決壊し、泥水が激流となって下流の人家や農地に押し寄せる様子が明瞭に映し出されている。またライフジャケットを着用した救助隊員が、濁流によって孤立する人々を救出するため、ゴムボートで出動する様子も確認できた。

 

 CCTVによると、台風による猛烈な嵐の影響で、各地に甚大な被害が出ており、これまでに17人が洪水や土砂崩れなどの影響で、死亡したとされる。台風の通路となった地域では、数十の河川が氾濫したほか、貯水池のダムが決壊し、救助隊による生存者の捜索活動が続けられている。

 

 台風10号(アジア名:メイサーク)の直撃を受けた、中国南部の広西チワン族自治区では、猛烈な雨と深刻な洪水により6人が死亡した。さらに、少なくとも13万人が避難を余儀なくされた。地方当局は、同自治区および隣接する広東省では、8日も、引き続き8日豪雨が降り続くと警告している。

 

 AFP等によると、国営メディアの報道として、広西チワン族自治区における洪水制御の緊急対応レベルは、上から2番目に高い水準に維持されているという。李国英水利相は、同自治区では9日早朝に洪水のピークが予想されるとして、、「断続的な豪雨の影響と、高水位での洪水通過が長期化していることにより、被災地域の貯水池や堤防の安全性は厳しい試練に直面している」と警戒の強化を求めている。

 

 また新華社によると、中部・湖北省でも6日夜遅くに発生した激しい雷雨と強風により、11人が死亡、331人が負傷。1人が行方不明となっている。家屋等の被害では、4800棟の家屋が損壊、22棟が倒壊した。一部地域では竜巻も発生したという。

 

 CCTVによると、習近平国家主席は7日、救助隊に対し「全力を尽くして」緊急救助活動を組織するよう指示した。これとは別に、中国北西部の甘粛省宕昌県では土砂崩れが発生。国営メディアは8日、33人が巻き込まれ、21人が死亡したと報じた。

                      (RIEF)

https://tv.cctv.com/2026/07/08/VIDEBmvdZyoQ3kKGi21AbxWS260708.shtml?spm=C28340.PdNvWY0LYxCP.EEFvxiFXcLF9.1

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