HOME |仏イル・ド・フランス圏、初のゼロクーポン・サステナビリティボンド発行で、マイナス金利を実現。発行額5億ユーロ(約650億円)。EUタクソノミーにも準拠(RIEF) |
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 フランスの首都パリを中心とする「イル・ド・フランス地域圏」は、初のゼロクーポン債でのサステナビリティボンドを発行した。発行額は5億ユーロ(約650億円)。応募超過となったことから、利回りはマイナス0.116%と初のネガティブ金利での調達となった。同ボンドもEUが制定を進めるタクソノミーに準拠する。

 

 欧州の公的機関でサステナビリティボンドでネガティブ金利での発行となるのは初めて。発行額の5億ユーロに対して、欧州機関投資家等からの応募は7倍の35億ユーロに達した。ゼロクーポン債のなので、クーポン金利の支払いはなく、額面より低い価格での割引発行となるが、応募金額が多かったので、さらに利回りが低下し、マイナス金利となった。

 

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