HOME |米カリフォルニア州、連邦政府に先駆け、気候情報開示の義務化法案を上院委員会で可決。議会は民主党多数で成立の公算大。開示対象「フル・スコープ」、売上10億㌦以上の全企業(RIEF) |
Califorinia Senator キャプチャ

 

  米カリフォルニア州の州上院の法務委員会は、州内の大企業に気候情報開示を義務付ける「Climate Corporate Accountability Act(SB260)」法案を可決した。同州議会は上下院とも民主党が多数なため、同法案の成立が有力になった。法案では売上10億㌦以上の企業は2024年までにScope1~同3の温室効果ガス排出量の開示を義務付けられるほか、2025年までにパリ協定の1.5℃目標に合致するゼロエミッション目標の設定も求められる。対象企業は約5000社に上るとみられる。

 

 (写真は、カリフォルニア州議会の建物)

 

 法案はスコット・ウィーナー(Scott Wiener)氏とヘンリー・ス……

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