HOME |IFRS財団が公表した気候分野の情報開示の「プロトタイプ版」、Scope3は実質的に「自主開示」の扱い。産業別で11セクター67業種の開示項目を例示(RIEF) |
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 国際財務報告基準(IFRS)財団は3日、公表した気候分野での情報開示の共通化モデルとなる「プロトタイプ版」を公表した。TCFDの提言に基づいた開示フレームワークを設定するとともに、産業別の開示要件として11セクター67業種の開示項目と評価基準等を示した。温室効果ガス(GHG)排出量はScope1~3までを対象とするが、サプライチェーン等からのScope3は実質的には「自主開示」の扱いだ。

 

 IFRSは国際サステナビリティ会計審議会(ISSB)の設立と合わせて、気候関連情報開示のグローバル共通開示のフレームワーク案として、プロトタイプ版を公表した。https://rief-jp.org/ct4/119675

 

 プロトタイプ版は、IFRSのTechincal Readine……

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