
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は15日、創設から80年を迎える国連の今年の主要課題への対応について、総会で演説した。同氏は、国連・国際社会が直面している「4つの悪」として、「暴走する紛争」、「蔓延する不平等」、「激化する気候変動」、「制御不能のテクノロジー」の4つを取り上げ、「われわれの行動、あるいは行動の欠如が、現代の諸悪の根源を解き放ってしまった」と指摘、そのうえで「幸いにも、これらの課題に対処するための計画はすでにある。われわれは車輪を再発明する必要はない。われわれは、車輪を動かす必要がある」と述べ、各国に問題解決につながる行動を呼びかけた。
事務総長は、名指しした「4つの悪」について、「われわれの計画のあらゆる側面を混乱させる可能性がある脅威、あるいは最悪の場合、われ……
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