世界銀行は、各国での排出量取引制度(ETS)や炭素税のカーボンプライシング制度の導入状況を分析した報告書で、ETSでカバーする温室効果ガス(GHG)排出量の割合が、2016年以降3倍増と増大しており、炭素税と合わせると、2030年までに世界のGHG排出量の3分の1近くがプライシング制度でカバーされる見込みとの見解を示した。両制度による国の歳入は、2021年以降、毎年実質ベースで1,000億米㌦を超え、価格も10年でほぼ倍に上昇した。両制度の進捗を比べると、2025年の炭素税による歳入は前年比20%減の270億米㌦。一方のETSによる歳入は13%増の800億米㌦で、炭素税のほぼ3倍増となった。世界のプライシング政策の主軸が炭素税からETSにシフトしつつあるようだ。
世銀の報告は「St……
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Research Institute for Environmental Finance