世界最大の資産運用会社のBlackRockの創業者・CEOのラリー・フィンク(Larry Fink)氏は、恒例の投資先企業のCEO向けの年次レターを公表した。 その中で、気候変動対応での「ネットゼロ経済」に向かうため、投資先の大企業に向け、TCFD提言に沿う気候リスク情報開示を求めた。その開示については、「単一のグローバル共通基準の制定を強く求める」と指摘。国際財務報告基準(IFRS)が目指す取り組みを支持する姿勢を強調した。
フィンク氏は昨年のレターでは、サステナビリティを「投資の新たなスタンダード」と宣言した。石炭生産事業からの投資撤退も明言した。https://rief-jp.org/ct6/98220
今年のレターで同氏はまず……
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