サステナビリティ情報開示の新たな国際的基準作りを目指すIFRS財団評議員会は、サステナビリティ情報開示の組織等を現行のIFRS組織に位置付けるための組織改革のドラフト案を公開した。基本的にはIFRS財団の下に、現行の財務会計基準作りの国際会計基準審議会(IASB)と国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)を並立させる。IFRS組織の大幅な変更はなく、サステナビリティ分野の組織名等の提案が主だ。一種のブランド戦略でもある。
サステナビリティ基準審議会案はこれまで、「SSB(Sustainability Standards Board)」と呼ばれてきた。しかし、並列するIASB(Internatinal Accounting Standards Board)とのバランスから、SSB……
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