HOME |11の欧州資産運用機関。企業が取引先やサプライチェーンの排出削減・回避に貢献する「回避排出量」のデータベース作りを呼びかけ。「Scope4」概念の確立目指す(RIEF) |
mirovaキャプチャ

 

  欧州のMirovaやRobeco等のESG投資を重視する資産運用会社11社は16日、投資先企業が取引先やサプライチェーンを含めて脱炭素を促進するための排出回避行動(Avoided emissions)の情報を集約するグローバル共通データベース構築を共同提案した。排出回避行動は温室効果ガス(GHG)の排出量Scope1~3とは別に「Scope4」とも呼ばれる。構築を目指すデータベースは、セクター別の「回避要因」のリスト化と、それらの要因を使って企業が回避したGHG排出量の開示データに分けて構築する。Scope4開示の明確な企業ほど、Scope3排出量削減ポテンシャルが高いことになる。

 

 Mirova等は、「排出回避行動」のデータベース化を提案する「Expressions of Inte……

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