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全国信用協同組合連合会 クラウドファンディングのミュージックセキュリティーズと業務提携 地域事業者への資金供給多様化へ(FGW)

2015-06-11 11:21:02

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 信用組合の中央機関の 全国信用協同組合連合会 (理事長 内藤純一氏)は、  インターネットを通じて一般から小口資金を募るミュージックセキリティーズ株式会社(代表取締役小松 真実氏)と業務提携をした、と発表した。

 

 現在、政府主導で 「ふるさと投資」連絡会議が開催され 、地域資 源の活用や 地域のブランド作り などの 地域活性化に資する取組みが進められている。全信組連は、今回の業務提携を、こうした活動の担い手となる地域の事業者を支援する対策と位置付けている。

 

 ミュージックセキュリティーズの活動は、同社が運営する マイクロ投資プラットフォーム「セキュリテ  」に地域の中 小・規模事業者等を 紹介し、個人はその情報をみて気に入った事業に小口資金を提供する仕組み。事業への資金供給とともに、投資の見返りに当該事業者から得られる地域産品等の”配当”が魅力でもある。このため事業者にとっては、資金確保とともに、商品・サービスの販売拡大・ブランド力向上の場にもなっている。

 

 

 ただ、小口資金だけでは、事業者の必要資金を十分に確保できないケースも多い。そこで、地域密着型経営を展開している信用組合が協力することで、資金基盤をより強化できることになる。信組にとっても、クラウドガファンディング資金が供給されていると、信用力・事業評価の両面でプラスになる。

 

 信組の中央組織である全信連が、ミュージックセキュリティーズ社と包括的に提携することで、同社が運営する マイクロ投資プラットフォーム「セキュリテ マイクロ投資プラットフォーム「セキュリテ  」の仕組みを通じて 、中 小・規模事業者等をプラットフォーム上に 紹介し、資金調達の範囲を広げることが可能になる。

 

http://www.zenshinkumiren.jp/pdf/h27/20150610.pdf