中国は、2020年に予定されるパリ協定の国別削減公約(NDC)の見直しを実施する方針を明らかにした。現在、中国が示すNDCは「2030年前後にCO2排出量のピークを達成。ピークを早めるよう最善の取組を行い、かつ、2030年にGDP当たりCO2排出量で-60~-65%(2005年比)とする」という内容。これを「同案より進んだ方法で目標をアップデートする」としている。
中国のNDC見直し方針については、大阪で開いたG20の際、王毅外相がフランスのドリアン外相、国連のグテレス事務局長を3者会談を開いた際に示され、このほど国連が明らかにした。CO2の最大の排出国である中国のNDC見直しは、日本のNDCの対応にも影響を及ぼしそうだ。
パリ協定の各国……
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