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資料:第三回RIEF勉強会「二国間クレジット制度(JCM」)の最新動向」(環境省地球環境局国際企画官、水野勇史氏)

2016-05-16 21:48:56

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環境金融研究機構(RIEF)は2016年4月22日(金)午後6時から、上智大学で「第3回勉強会」を開催しました。講師は環境省地球環境局国際企画官の水野勇史氏で、わが国が途上国の温室効果ガス削減のために実施している「二国間クレジット(JCM)」の最新動向を話していただきました。

 

 JCMは途上国に日本の優れた低炭素技術の移転することで、途上国の温室効果ガス排出量の削減を高め、削減分のクレジットを両国で活用する仕組み。京都議定書の際に実施されたCDMよりも柔軟かつ円滑にクレジット認証ができることで、インドネシア、メキシコ、タイ、サウジアラビアなど16カ国とパートナーシップ協定を結んでいる。またフィリピンとも覚書を締結している。

 

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パリ協定を実行するうえで途上国での温室効果ガス削減が最大の課題となっていることから、JCMの活用が期待されている。