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2025年5月8日(金)午後6時~8時。第2回サステナブルファイナンスアカデミー(アドバンスド)の開講式。特別講演として玉木林太郎国際金融情報センター理事長(RIEF)

2025-04-16 00:52:01

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 環境金融研究機構が昨年から始めた「サステナブルファイナンスアカデミー(アドバンスド)」の第2回目の連続セミナーが、いよいよ、5月8日の開講式+特別講演を皮切りにスタートします。

 

 昨年の世界の平均気温が過去最高となったのをはじめ、年初以来、カリフォルニア州、日本の岩手、岡山、愛媛などでの山火事、韓国の山火事等が「気候変動」によって増幅される形で、発生しました。今年の年間に発生すると想定される台風、ハリケーン、サイクロン等の破壊力の増強も大きな懸念です。

 

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 本来ならば、こうした自然災害の猛威が懸念される場合は、関係各国が協調して気候変動適応策に力を入れるべきですが、トランプ米政権の発足により、米国が気候政策を大きく縮減、パリ協定やIPCC、NGSF等の国際協調の枠組みから離脱、USAIDの縮減による途上国への資金供給を閉ざすなどの「トランプリスク」の顕在化の影響が多方面に及んでいます。

 

 こうした中で、脱炭素化のトランジションを促進するトランジションファイナンスをどう展開すればいいのか、トランプリスクはトランジションにどう影響を及ぼすのか、あるいは及ぼさないのか。いや、トランプリスクでトランジションファイナンスの課題はさらに増大するのか、といった懸念や疑念、困惑が渦巻いています。

 

 RIEFが昨年に続いて実施するアカデミー(アドバンスド)では、そうした混迷、不透明感の漂う中で、打開する道筋を、講師と受講生が真摯な議論で探し当てることを目指します。15回(講義13回)のアカデミー全体の成果についても、RIEFから皆様に向けて情報発信できればと思っています。ご期待ください。

 

 アカデミー受講申し込みの締め切りはすでに過ぎましたが、若干、残席がありますので、ご希望の方がおられましたら、ギリギリで、今月末までご連絡いただければ、参加できると思います。ご希望の方は、ご連絡ください。<green@rief-jp.org>まで。