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城南信用金庫が、原子力よりも、省エネ、代替エネ投融資の重視を宣言(FGW)

2011-04-13 13:46:38

東京の城南信用金庫は、「原発に頼らない安心できる社会へ」との声明をまとめた。それによると、原子力エネルギーに依存することはあまりにも危険性が大きい、として、「地域金融機関として、省電力、省エネルギー、そして代替エネルギーの開発利用に、金融を通じて貢献する」と宣言している。

同信金は信金業界のトップの業容を誇る。東京・神奈川で85カ店を運営し、総資産額は3兆5800億円。公表した宣言では、10項目の省電力、省エネの取り組みを列記している。①徹底した節電運動の実施②冷暖房の設定温度の見直し③省電力型設備の導入④断熱工事の施工⑤緑化工事の推進⑥ソーラーパネルの設置⑦LED証明への切り替え⑧燃料電池の導入⑨自家発電装置の購入⑩その他、となっている。

同信金自らが、こうした取り組みを推進するとともに、「金融を通じて地域の皆様の省電力、省エネのための設備投資を積極的に支援、推進していく」としている。http://www.jsbank.co.jp/topic/pdf/genpatu.pdf