新生銀行は、サステナブルレポ取引による資金調達を実施した。同レポ取引は、金融機関が保有する債券を買い戻し条件付きで現金と一定期間交換を行い、調達した資金を環境問題・社会課題双方の 解決に資する事業に貸し出す仕組み。同取引を開発した仏BNPパリバグループと連携して実施した。日本で同レポ取引の実施は初めて。同制度を利用すると、グリーンボンド等を発行しなくても、保有する通常の債券を活用することでグリーンファイナンス資金を調達できる。
レポ取引は、債券貸借取引あるいは債券現先取引とも呼ばれる。投資家等が証券会社等を経由して、銀行やノンバンク等の保有する国債等を担保に、短期資金を貸し出す取引だ。Repurchase(repurchase agreement)が語源。通常は、銀行等は差し出した債……
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