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東京インフラ・エネルギー投資法人、総額64億円の再エネ資産を追加取得。調達資金は、三井住友銀行、新生銀行を中心に、短・長期のグリーン賃貸ストラクチャー組成(RIEF)

2022-07-11 23:11:00

tokyoinfrafandキャプチャ

 

 東京証券取引所のインフラファンド市場に上場しているアドバンテックグループのインフラファンド、東京インフラ・エネルギー投資法人は、新規に12 物件の太陽光発電資産を取得したことに伴う新規の投資口、約64億円を売り出した。売り出し期間は12、13の両日。新規資産はアドバンテックグループが取得した再エネ事業。取得資金は、ESG格付を踏まえた短期、長期の賃貸ストラクチャーで、三井住友銀行、新生銀行等を中心に調達した。

 

 東京インフラ・エネルギー投資法人は、2018 年 9 月に東証に上場したインフラ投資法人。太陽光発電、風力発電、バイオマス発 電、水力発電、地熱発電(バイナリー発電を含む)等の運用資産は、北海道から九州まで全国に点在する11発電所。パネル出力合計45.9MW、取得資産総額は 205 億円(総資産ベース)。

 

 今回、取得予定の再エネ資産も全国に点在する再エネ発電所12カ所。パネル出力合計23.8MW。 いずれもメインスポンサーの社アドバンテック子会社のクールトラスト等がブリッジファンド等を利用して取得した事業を取得、移管する。投資法人が新規資産取得のために調達した資金は、同法人が設定したグリーンファイナンス・フレームワ ークに基づいて、日本格付研究所(JCR)がESG格付を付与し、それを元に金融機関からのグリーンローンで調達した。

 

 期間1年の短期資金6億7400万円を、三井住友銀行と新生銀行が提供、期間10年の長期資金は両行のアレンジで、三十三銀行(三重県)や中国銀行等の地方銀行10行が加わったシンジケートローンの形で提供した。いずれも変動金利で短期は基準金利に0.30%上乗せ、長期金利は同0.575%の上乗せとなっている。

 

 投資法人による募集投資口数は6万4900 口。払込金額 (発行価額)は1 口当たり金 8万9099 円。このうち、投資口売出し(オーバーアロットメントによる売出し)が3245口。第三者割当による新投資口発行の募集投資口数が3245口となっている。

 

https://www.tokyo-infra.com/file/news-af92ff4bdd6e134169f90f3bf5c904f7193ca40e.pdf

https://www.tokyo-infra.com/file/news-2b2c789d870def7c9f7dcc11773c60e27ce6c7bf.pdf

https://www.tokyo-infra.com/file/news-dd850fcb0d67f3877c8285d7f3dab52164620493.pdf