HOME1. 銀行・証券 |世界主要9銀行が主導するブロックチェーン活用のカーボンクレジット取引、近く稼働へ。相対取引方式から飛躍的に取引量増やす方向。三井住友フィナンシャルグループも参加(RIEF) |
Carbonplace001キャプチャ

 

 ネットゼロに向け、需要が高まる自主的カーボンクレジット(VCM)のグローバル取引プラットフォームが年初に立ち上がる。欧州を中心とする大手主要銀行9行が連携、世界で現在、運営中のカーボン取引所をネット化し、ブロックチェーン技術を活用して簡易に相互取引ができるようにする。カーボンクレジット需要は今後30年間に世界中で現状の40倍以上になるとみられており、プラットフォームは各取引所間の取引を共通化することで需要増に対応することを目指す。日本からも三井住友フィナンシャルグループ(SMBC)が参加している。

 

 近く稼働するプラットフォームは、英国に拠点を置く「Carbonplace」。カーボンクレジットの決済システムを開発する機関で、出資金融機関のカナダのCIBC、イタリアのItaú Uniba……

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