HOME |仏エネルギー大手トタルエナジーズ(TotalEnergies)、「グリーンウォッシュ」の嫌疑で仏地方検察当局が調査中と判明。東アフリカの石油パイプライン「EACOP」事業にも影響か(RIEF) |
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 フランスの大手エネルギー企業のトタルエナジーズ(TotalEnergies)が、「グリーンウォッシュ」の疑いで地方検察当局の調査を受けていることが明らかになった。調査は複数の環境NGOの告発を受け、すでに2年前から取り組まれており、調査の事実が事実上公表されたことで、検察当局が同社を近く告発するとの見方が出ている。トタルが東アフリカで計画中の石油パイプライン「EACOP」事業には、日本の三井住友フィナンシャルグループ(SMBC)が関与しており、事態の推移によっては影響を受ける可能性もある。

 

 トタルエナジーズへの調査は、同社の本社があるクールブヴォア(Courbevoie)を所管するナンテールの検察当局が主導している。 同社が石油・ガス開発で大量のCO2を排出しながら、再エネ事業等で脱……

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