三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、投融資ポートフォリオをネットゼロ化するための2030年中間目標として、電力、石油・ガス等5セクターについて削減目標を設定した。同時に、エネルギー、運輸等の4分野17業種向けのScope3排出量(financed emissions)と計測対象残高額を公表した。MUFGにとってfinanced emissions 排出量が多い融資先業種は、石油・ガス、資本財、自動車の順で、融資残高規模が多いのは、不動産、自動車、電力・ユーティリティ等の業種となっている。
MUFGの「MUFGプログレスレポート2023」で公表した。同レポートはMUFGの脱炭素化取り組みを示す内容となっている。今回のレポートでは、電力、石油・ガス、不動産、鉄鋼、船舶の5セクターについて、2050年の……
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