HOME4.市場・運用 |みずほフィナンシャルグループ。「2023TCFDレポート(22年度実績)」。19セクター向けScope3のfianced emissionsは前年度比横ばい。資本財部門からの排出量が増加か(RIEF) |
mizuho1キャプチャ

 みずほフィナンシャルグループは15日、「TCFDレポート(気候関連レポート)2023」を公表した。それによると、TCFD提言の開示推奨19セクター向けの融資から生じる温室効果ガス(GHG)排出量(financed emissions)のうちScope3は前年度比0.7%増とほぼ横ばい。同セクター向けの貸出残高は12.8%減と二ケタ減だったのに、Scope3のfinanced emissionsが横ばいだったのは、電力、石油・ガス等のセクターからの排出量はおおむね減少したのに対し、資本財部門の排出量が増えたためとみられる。サステナブルファイナンスの累計額(2019年度~2022年度)の実績は21.2 兆円(うち環境ファイナンス8.1 兆円)だった。

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