(写真は、日本郵船のLNG燃料による自動車運搬船)
三菱UFJ銀行は国内外の21の銀行とシンジケートを組織し、日本郵船に対して総額3億㌦(約440億円)のトランジションローンを提供する契約を結んだ。日本郵船はこれまでトランジションボンドについては国内で2度発行しているが、同ローンの借り入れは今回が初めて。資金使途はLNG燃料船、LPG燃料船の調達費に充当されるとしている。シンジケートには、三菱UFJ系列の地方銀行などのほか、中国、台湾、インドネシア等のアジアの各銀行も加わっており、日本企業のトランジションファイナンスに海外勢が加わるのも珍しい。
同トランジションローンについては、貸出期間、貸出金利とも開示されていない。日本郵船では「調……
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