HOME4.市場・運用 |金融機関の兵器産業等への「軍事ファイナンス」。政府の軍事費増大を反映し膨張。上位は米金融機関が勢ぞろい。アジアの上位5位は日本の3メガ等が独占。公立学校共済組合が4位に(RIEF) |
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   2022年のロシアのウクライナ侵攻以来の軍事紛争の継続で、金融市場での軍事産業向け投融資資金が増大している。昨年の主要軍事産業株インデックスは25~50%上昇、米資産運用機関を軸に、軍事産業への株投資が増大している。グローバルな民間金融機関による軍事ファイナンス額は2020~22年の間で少なくとも1兆㌦を超えたとみられる。もっとも軍事産業投資額が多いのは米資産運用機関のバンガード。上位12位までを米金融機関が占める。アジアでは、みずほフィナンシャルグループがトップで上位5位はすべて日本勢。3メガバンクに続き4位に公立学校共済組合がランクされているのが目を引く。

 

 金融機関の軍事ファイナンスをまとめたのは、倫理的な資金の流れを推進する「Global Alliance for Bank……

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