野村ホールディングスは、グループでの温室効果ガス(GHG)スコープ3排出量(financed emissions : FE)のうち、同社の投融資に占める主要な排出源である電力セクターの排出量が2023年3月時点で、前年比27.8%増と大幅に増えたことを明らかにした。同社では、その理由として、指標とするPCAF(金融向け炭素パートナーシップ)による排出係数の変更の影響が大きいと説明。PCAFの旧基準比での排出量はほぼ3分の1の排出量にとどまるとしている。ただし、同社グループによる電力部門への融資額が増加していることも事実で、電源構成の割合では再エネ減少・化石燃料増加が顕著となっている。
「Nomura Net Zero Transition Plan FY2023/24」で明らかにし……
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