HOME |金融庁・日銀。気候変動による金融機関の経営への影響評価で、「中長期より短い期間」のシナリオ分析実施。移行・物理的の両リスクによる投融資先の「financed emissions」検証(RIEF) |
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 金融庁と日本銀行は、国内の3メガバンクと連携し、気候変動による金融機関の影響を把握するシナリオ分析を進めているが、今年度の取り組みでは、シナリオ分析の枠組みにおいて、金融機関が投融資に際して抱えるfinanced emissionsの削減目標の達成の可能性、および動削減目標が金融機関の貸出等のポートフォリオ運営に与える影響評価も試みる方針を示した。また、これまでのシナリオ分析では長期のシナリオを活用したが、「気候関連金融リスクは 中長期にわたって顕在化する」との評価から、企業だけでなく家計の行動変容等に伴ってより短い期間でも大きな変動が生じる可能性があるとして、従来より期間の短い影響分析も行う予定としている。

 

 両機関は2021年度から気候変動による金融機関への影響をシナリオを踏まえて……

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