
三井住友フィナンシャルグループ(SMBC)は30日、同社として初となるサステナビリティレポートを公表した。同社ではこれまで気候関連はTCFDレポート、自然関連はTNFDレポート、人権関連は人権レポートとそれぞれ別建てで発行してきた。今回はそれらを一体化させた「サステナビリティレポート」として公表した。気候変動分野では投融資先の温室効果ガス(GHG)排出量であるスコープ3(financed emissions)が2023年度時点で9億1560万㌧に達することがわかった。これは日本の総排出量の8割強に相当する。業種別では電力、石油・ガスの両セクターからの排出量が全体の3分の2を占め、合わせて10兆円規模の投融資を抱えている。
SMBCとして初のサステナビリティレポートは、気候変動、自然資……
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