みずほ銀行と三井住友銀行等の6金融機関は、電力の調達・取引市場を運営するデジタルグリッド（東京）に対して、コミットメ ントラインや当座貸越等により、総額100 億円超の借入枠を提供する契約を結んだ。デジタルグリッドは、取引企業の増加により、卸売電力市場経由で同社が取り扱う電力量が増加しており、市場取引と顧客企業への電力供給の間で生じるタイムラグで必要な立替資金需要をカバーするためとしている。

 

　コミットメントライン等の締結は7～8月にかけて結んだ。デジタルグリッドは、企業等の電力需要者に対して、電力会社が決めたプランではなく、電力利用側の企業が、自社の利用状況に合った電気を使う自社が電源や価格、調達方法を決められるサービスを提供している。現在、同社のプラットフォームは、約4500拠点、……

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