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城南信用金庫が「節電金融商品」を開発・提供へ(FGW)

2011-04-29 12:48:55

原発に頼らない社会づくりへの金融機関としての貢献を宣言している城南信用金庫(東京)は、5月2日から顧客の節電・省エネ・省エネルギーを促進する金融商品を売り出す。預金金利1%の「節電プレミアム預金」、一年間無利息の「節電プレミアムローン」など。

城南信金が開発したのは、3つの節電促進の金融商品。「節電プレミアム預金」は、ソーラーパネルの設置や、自家用発電機・蓄電池の購入、LED照明への切り替えなどで10万円以上の設備投資を行った個人に対して、1世帯100万円を上限に、スーパー定期の預金金利を年1.00%とする。

もう一つの「節電ぷらみ編むローン」は、同じく上記のソーラーパネルなどの設備投資を行うために、個人が仮理恵を行う際、当初金利を1年間無利息、2年目以降も1.00%の低利の固定金利とする。貸付金額は50万円~300万円。期間3~8年以内。また顧客サービスとして、家庭の電気使用量が前年の同月比よりも30%以上少なくなった家庭には、同金庫の貯金箱などをプレゼントする。

同金庫は預金残高3兆3862億円、貸出金残高1兆9315億円と、信用金庫業界ではトップの規模を誇る。自己資本比率も11.08%。同金庫は4月初めに「原発に頼らない安心できる社会へ」の声明を発表している。http://financegreenwatch.org/jp/?p=1152