
(写真は、BCBSが入っている国際決済銀行(BIS)の建物=スイス・バーゼル)
主要国の中央銀行・金融監督機関で構成するバーゼル銀行監督委員会(BCBS)は13日、「バーゼルⅢ」の第三の柱(情報開示)として、金融機関が自主的に開示する「気候関連金融リスク(CRFR)」の6種類の報告枠組みを公表した。同枠組みの開示は任意とするが開示の対象には金融機関が抱える移行リスク、同計画、物理的リスクなどが含まれる。同枠組みの開示にはトランプ政権に移行した米連邦準備理事会(FRB)等が難色を示したことから任意の開示とするが、金融市場では影響力の大きい金融機関ほど開示が求められることから、実質的な開示が進むと期待される。
公表したCRFRのテンプレ……
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