地元の観光事業のみを対象とした「滋賀の魅力発信ファンド」を新設（滋賀銀行）
2011-05-17 11:58:07
滋賀銀行は、リレーションシップバンキングの機能強化をめざし、金融機関で初めて「観光事業」のみを投資対象とした「滋賀の魅力発信ファンド」を新設した。滋賀ならではの「自然」、「食」、「歴史」、「産業」などの地域資源を「観光」と融合させ、地域ブランドの魅力向上や地域資源を活用した新商品・サービスに取り組む事業者を投資で支援することを目的としている。
同ファンドの第一号は、滋賀県内でトップの観光客誘致数を誇る黒壁ガラス館を運営する株式会社黒壁（本社 長浜市、代表取締役・橋政之）が、魅力向上とブランド力強化を目的に、黒壁ガラスを応援したいファンから小口出資を募るファンド「黒壁ガラス工房ファンド」への投資となった。第一号案件として、同ファンドに77万円を投資する。
| 「滋賀の魅力発信ファンド」概要
設 立：平成23年5月 総 額：500万円 取扱期間：平成23年5月から5年間 対 象：地域資源活用、観光振興など地域活性化に取り組む滋賀県内の事業者等 |
「滋賀の魅力発信ファンド」を有効に活用するため、「妖怪ファンド」、「純米酒ファンド」、「スポーツチームファンド」など、100本以上の個人参加型ファンド組成の実績をもつ、ミュージックセキュリティーズ株式会社（本社 東京、代表取締役・小松真実、以下「ＭＳ社」）との間で、ビジネスマッチング業務で提携した。ＭＳ社がもつノウハウを活用し、地域資源を活用した新商品・サービスに取り組む事業者を応援するファンドを組成し、地元の経済活性化を目指す。
（注）「黒壁ガラス工房ファンド」もＭＳ社の資本市場プラットフォーム「セキュリテ」を活用して組成している。
（ご参考）「ＭＳ社」企業概要
ＭＳ社は、地域ブランディング、マーケティング企画・実行、メディア対応のノウハウを擁し、個人参加型ファンドを募る中で、新たなファンづくりを通した事業者及び地域の活性化に多くの実績をもつ、新しいタイプの金融サービス会社。
Research Institute for Environmental Finance