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静岡銀行 南海トラフ地震対策で 地元企業に「震災リスク対応型コミットメントライン」10億円を設定 広島銀がバックアップ(FGW)

2014-03-27 16:19:14

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shizuokagin1無題静岡銀行は広島銀行とともに、南海トラフ大震災等の大規模地震が発生した場合の地元企業の円滑な資金調達をサポートする業務として、焼津水産化学工業株式会社との間で、「震災リスク対応型コミットメントライン」契約を締結した。融資枠は10億円で、静岡銀が融資枠を設定、広島銀がバックアップとして参加する。

 

静岡銀と広島銀が提供するコミットメントラインは、南海トラフ地震などの非常事態が起きた際、被災した企業の当座の資金繰り等をカバーするのが目的。焼津水産は、調味料や機能食品の製造業で、売り上げ153億円(2013年3月期)、従業員251人の地場の有力企業。同社は東日本大震災以降、事業継続計画(BCP)を強化しており、天然調味料部門の生産拠点を静岡県掛川市の内陸部高台に移管する新工場の建設をスタートするなど、ハード面の整備を進めている。今回の資金面でのコミットメントラインの設定で、ソフト面の対応も強化できることになる。
コミットメントライン設定については、リスク測定の専門機関が評価して、融資金額等を決定した。広島銀は、震災が大規模で静岡銀自体も打撃を受ける可能性があることから、バックアップ貸付人として参加する。sizuokaginキャプチャ

 

 

 

http://www.shizuokabank.co.jp/pdf.php?id=1851