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福島県内の地銀と信組が災害時協定 業態の垣根超え全国初(福島民友)

2014-09-30 10:37:43

協定を締結した(右から)橋本専務理事、鈴木社長、北村頭取、森川社長ら
協定を締結した(右から)橋本専務理事、鈴木社長、北村頭取、森川社長ら福島県内で大災害が発生した場合でも顧客に金融サービスを提供できる体制を強化しようと、同県内の3地銀と4信用組合は29日、災害時相互協力に関する協定書を締結した。

事務局の東邦銀行によると、金融機関が業態の垣根を超えて同協定を結ぶのは全国で初めてという。福島県信用金庫協会を通じて県内8信用金庫にも同協定への参加を打診し、協議を進めている。

 

協定の協力項目には(1)現金支払い、振込などの代行受け付け(2)食料などの生活必需物資、車両などの資器材の提供、あっせん(3)応急復旧などで必要な人員の派遣―を盛り込んだ。振込は多額となる企業向けなども受け付けるほか、生活必需物資は被災店舗の従業員だけでなく、地域住民への提供も視野に入れている。

 

締結式は同日、福島市で行われ、北村清士東邦銀行頭取、森川英治福島銀行社長、鈴木孝雄大東銀行社長、4信用組合を代表して福島県商工信用組合の橋本清専務理事が同協定の覚書に署名した。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0930/news6.html