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三井住友銀行　環境配慮評価融資をマレーシアの日本企業現地法人にも適用（FGW）

2014-11-28 15:10:04

環境配慮融資の評価を受けた三井化学のマレーシア現法
環境配慮融資の評価を受けた三井化学のマレーシア現法
環境配慮融資の評価を受けた三井化学のマレーシア現法


三井住友銀行は、三井化学のマレーシア現地法人企業に対して、同行が開発した「環境配慮評価融資マレーシア版」を適用した融資を実施した。

 

同行は２００８年から企業の環境取り組みを評価する「SMBC環境配慮評価」制度」を実施している。日本企業の海外進出の増加とともに、海外進出企業の資金ニーズに応える際にも、環境配慮を融資の評価軸に加える必要があるとの判断から、２０１２年からマレーシア進出企業向けの評価を実施している。

 

今回、評価の適用対象となった三井化学のマレーシア現法「COSMO SCIENTEX (M) SDN.BHD.」は、三井化学のウレタン事業部所管で、包装用接着剤のアセアン地域拠点となっている。三井化学が７割を出資、残りは地元のScientex Incorporate 社が所有する形で2002年に設立された。

 

環境配慮評価の結果、①Safety HEalth and Environmental Policy」を策定し、職場の安全と健康、環境保全を、会社の最優先課題として明確化し、方針に則った管理体制を築いている②重要課題について具体的な目標設定と取り組みを実施している③事業活動に伴う環境負荷を削減する自主的取り組みの実施④ISO14001やOHSA18001に沿ったマネジメント体制をとっている⑤地域住民や学生に対して、環境負荷低減活動の紹介、交流を実施－－などを高く評価した。

http://www.smbc.co.jp/news/j600947_01.html