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国際排出権取引のエキスパート、国際協力銀行の本郷尚氏が、三井物産戦略研に移籍(FGW)

2011-09-29 21:05:27

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hongou96958A9C93819499E0EAE2E09E8DE0EAE2E7E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2-DSXNZO4192483028052012000000-PN1-9国際協力銀行(JBIC)の環境ビジネス支援室長で、ロシア、東欧などの国際排出権取引ビジネスの専門家として知られる本郷尚氏が、10月から三井物産戦略研究所に移籍する。同氏は、これまでJBICの排出権取引事業の「顔」として国際的にも知られていた。同氏は移籍について、「これまでの経験とネットワ―クを活用しながら、これまでより事業に近いところで仕事をしたい」と話している。

 本郷氏は、2007年10月から、JBICの環境ビジネス支援室長として、排出権ビジネスを世界中で紹介するためのCO2キャラバンを展開してきたほか、カーボンオフセットの普及にも力を入れてきた。三井物産戦略研究所では、これまでの排出権取引分野以外にも、水、環境インフラ、環境金融、低炭素型投資事業などを幅広く担当する予定。

JBICは日本企業による海外事業をより機動的に支援するため、来年4月には大幅な組織見直しを予定しているという。