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りそなグループ、中堅・中小企業向けに、SDGsコンサルタント付きの融資サービス、総額200億円分を設定。大企業のサプライチェーン対応に即応するノウハウを提供(REIF)

2018-09-20 21:24:48

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 りそなグループの、りそな銀行と埼玉りそな銀行は20日、中堅・中小企業顧客向け事業資金の融資に合わせて、国際的な課題になっている国連の持続可能な開発目標(SDGs)のコンサルサービスを無料で提供する「SDGsコンサルファンド」の提供を始めた。

 

  SDGsへの企業としての取り組みは、わが国でも、すでに大企業を中心に広がり始めている。これらの大企業はサプライチェーンでのSDGs取り組みも求められており、CSR調達先となる中堅・中小企業も、自社の環境や労務状況の見直し、国際基準との整合性等が迫られつつある。

 

 こうした流れの中で、多くの中堅・中小企業は、自らの事業や職場環境、将来戦略等をSDGsの17の目標のどれに、どう整合させるのか、という課題に直面し始めている。しかし、社内では十分な取り組み体制がなく、専門家も不足しており、リスク管理、ビジネス機会の獲得という両面で困難を抱えているところが大半ともいえる。

 

 そこで、りそなでは、グループの「りそな総合研究所」を軸として、融資対象となる顧客企業に対して、それぞれの企業がSDGsにどう関係するかを分かり易く示す簡易コンサルティングサービ スの提供を含めたサービスを商品化した。コンサルでは、人権や労働、環境への配慮やガイドラインの策定状況など約100項目のアンケートを実施し、中小企業がSDGsで抱える課題と事業機会を助言する。

 

 対象となるのは、1億円以上の運転・設備資金を3年以上借り入れる企業。総額200億円の枠を設け、2019年3月29日の融資実行分まで取り扱う方針。

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https://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/hd_c/download_c/files/20180920_1a.pdf