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三井住友銀行 日本板硝子に対し、「ESG/SDGs」評価に基づく初のシンジケート・コミットメントラインを提供(RIEF)

2018-11-14 15:16:34

garasuキャプチャgarasu

 

 三井住友銀行は、日本板硝子に対して、独自のESG/SDGs評価に基づく初のシンジケートによるコミットメントライン(信用枠)を付与した。同制度は、日本総合研究所と三井住友銀行が共同で開発したESG/SDGs評価手法に基づいて、対象企業の取り組みを評価する仕組み。

 

 日本板硝子のESG/SDGs評価では、環境(E)面では、同社が事業に関する環境負荷をグループ会社を含めて把握しているほか、製品のライフサイクルを通じて環境負荷削減に貢献するVA(Value Added)製品の販売を拡大している点を評価した。

 

 社会(S)面では、グループ全体で安全実績のレビューを実施し、重大災害度数率を低減させている点や、従業員の働き方改革の推進、サプライヤー全体でCSR活動を推進するため「NSG Group サプライヤー行動規範」を制定していること等を重視した。

 

 ガバナンス(G)面では会社横断組織として「サステナビリティ委員会」を設置、統合報告書や「NSG Groupサステナビリティ・ポリシー」を開示、組織としての取り組み方針を明確にしている、としている。

 

 またSDGsについては、サステナビリティ委員会において、同社の取り組みを明確化するとともに、株主・投資家向け説明会でもSDGsを含むサステナビリティ方針を積極的に打ち出している、などを評価した。

 

https://www.smbc.co.jp/news/j601726_01.html