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第四北越FG、JFEエンジニアリングが新潟市と官民連携で新設する新発電会社に出資。廃棄物発電の余剰電力を市内の公共施設等に売電。11月から(RIEF)

2019-07-18 11:42:36

JFEキャプチャ

 

 第四北越フィナンシャルグループ(新潟)は、JFEエンジニアリング(東京)が新潟市と官民連携で設立する地域新電力会社「新潟スワンエナジー」に参加した。新会社は廃棄物発電の余剰電力などをCO2フリーの再エネ電力として新潟市内の公共施設(約100施設)に供給する。今年11月から売電を開始する。
 
 

 (写真は、新電力会社に余剰電力を供給するJFEエンジアリング系の新潟市内の廃棄物発電所付き清掃工場)

 

 新電力会社は、将来的には太陽光発電や蓄電設備等も備えたBEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)も目指す、としている。

 

 第四北越FGは、事業参加の理由として、①持続可能な社会の実現に向けた社会的責任を果たす②ESGに関する社会的課題の解決に取り組む③国連のSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する、の3点を指摘。地域とともに持続的に成長していく取り組みの一環、と位置付けている。

 

 新会社は資本金5000万円で、JFE エンジニアリング85% 、新潟市 10%、第四北越FGの第四銀行が5%をそれぞれ出資する。

 

 新会社は、JFEエンジニアリンググループが新潟市内で運営するごみ発電所の新田清掃センターの余剰電力を、新潟市内の公共施設(約100施設)に供給する。また、新会社の事業収益の一部は新潟市に還元され、低炭素化事業に活用される。


 JFEエンジニアリングは、廃棄物処理分野や上下水道分野において長期包括運営事業を中心に数多くの官民連携事業を行なっている。100%子会社アーバンエナジー(横浜市)を通じて再エネ電力を中心とした電力小売事業を展開している。 


https://www.dhfg.co.jp/news/pdf/190717_001.pdf

http://www.jfe-eng.co.jp/news/2019/20190718085937.html