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福島4号機、燃料プール冷却用モーターが焼け焦げ 一時停止(FGW)

2012-06-06 14:39:12

4号機使用済み燃料プールのモーターの焦げた部分。中のケーブルも焼き切れていた=東京電力提供
4号機使用済み燃料プールのモーターの焦げた部分。中のケーブルも焼き切れていた=東京電力提供


東京電力は5日、福島第一原発4号機で、事故後、野ざらし状態のままになっている使用済み燃料プールの冷却水を冷やすための空冷用モーターに焦げ跡を発見したと発表した。4日午後8時3分、警報が鳴り、空冷用モーターの一部が焼けこげ、電源ケーブルが焼き切れていたという。焦げ跡には穴が開いていた。その後、別のモーターに切り替えて冷却を継続しているとしている。

原因はショートした可能性があるという。5日にはモーターをすべて止めて詳細な原因を調べるとしている。このため、焦点となっている使用済み燃料が貯蔵されたプールの冷却は停止している。同プールの水温は5日午前11時で34度。温度上昇は1時間に0.3度程度。

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