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「原発事故の責任問い復興を」 告訴の福島県民が会見(福島民報)

2012-06-11 18:10:58

告訴状を提出するため福島地検に向かう「福島原発告訴団」のメンバーら(11日午後、福島市)=共同
告訴状を提出するため福島地検に向かう「福島原発告訴団」のメンバーら(11日午後、福島市)=共同


東京電力福島第1原発事故で、東電幹部ら33人について、業務上過失致傷などの容疑で告訴状を提出した「福島原発告訴団」が11日、福島市で記者会見し、武藤類子団長(58)は「(事故の)責任を問わないと、福島の本当の復興はない。告訴は将来の世代に対する私たちの責任を果たすことだ」と述べた。

 告訴団によると、福島地検は告訴状の預かり書を渡し「今後精査し、受理、不受理の判断は後ほどする」と回答したという。

 河合弘之弁護士は「これでわれわれの告訴を握りつぶすことは、絶対にできなくなった。業務上過失致傷で起訴できるかは、被ばくが傷害に当たると地検が判断するかどうかだ」と話した。

 告訴団の約200人は「原発事故の責任をただす」と書いた横断幕を持って地検を訪れ、武藤団長らが県民約1300人分の告訴状を提出した。

 

http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/06/post-5907.html