HOME |石油メジャー最大手のエクソンモービル、パリ協定と整合した温室効果ガス排出削減目標設定。目標実現のため2027年までに150億㌦(約1兆7000億円)投資。CCSやメタン対策が軸(RIEF) |
Exon0044キャプチャ

 

 米石油大手のエクソンモービル(Exxon Mobile)は1日、2030年の温室効果ガス排出削減目標をパリ協定の目標と整合する水準として、現行より20~30%削減(企業全体の原単位)する新目標を設定した。目標達成のため、2027年までに合計150億㌦(約1兆7000億円)を投じる。投資対象はCO2の回収貯留施設(CCS)やメタンガス漏洩対策等で、現行の石油・ガス事業の継続を前提としている。

 

 世界最大のエネルギー企業であるエクソンは、今年5月末に開いた株主総会で、会社推薦の現職取締役の再任を否決され、気候変動対策を求めるアクティビストの投資会社「エンジン・ナンバーワン(Engine No. 1)」推薦の取締役候補3人が選任された。今回の気候対応は取締役入れ替わり後の同社の気候政策の「変……

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