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検査院、東電を調査へ=賠償、経営合理化をチェック-民間企業では異例(時事)

2012-06-25 11:41:09

会計検査院が入居する霞が関コモンゲート東館(中央合同庁舎第7号館、写真右)
計検査院は25日までに、東京電力の調査に乗り出す方針を固めた。福島第1原発事故の被害者への賠償金支払いや経営合理化が適切に行われているかどうかなどを確認する。東電は原子力損害賠償支援機構を通じ、資本金1兆円の出資のほか、2兆4000億円規模の賠償費用の援助を受ける見込みで、検査院は、巨額の国費が投じられることから、調査が必要と判断した。

会計検査院が入居する霞が関コモンゲート東館(中央合同庁舎第7号館、写真右)


 検査院は東電が実質国有化される夏以降、正式に調査対象に指定する見通し。民営化した旧国営企業が検査院の調査を受けることはあるが、もともと民間の企業が調査対象となるのは異例。

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012062500212