再生可能エネルギーのバイオマス発電の燃料として、ベトナムから輸入された木質ペレットに大量のFSC(森林管理協議会)認証の偽装疑惑が浮上した問題で、FSCと同認証監査機関のASIが、ベトナムのペレット大手企業のFSC認証の管理証明(CoC)認証を一定期間停止措置をとった。偽装を事実上、認めた形で、同ペレットを使用した国内の大規模バイオマス発電事業の固定価格買取制度(FIT)による買取価格が「水増し」されていたことにもなり、FITを運営する経産省の対応が注目される。
同偽装問題は、RIEFが2020年5月に指摘した。……
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