仏エネルギー大手のトタルエナジーズ(TotalEnergies)が今年初めに、ミャンマーの天然ガス事業から撤退を決めた後の同事業の操業主体(オペレーター)の役割を、タイの国営電力会社PTT子会社のPTTEPが引き継ぐことになった。 トタルとPTTEPはミャンマーでの共同事業者であり、同開発事業からタイが輸入する天然ガス量は同国全体のガス需要の11%を占める。トタルがミャンマーの国軍政権に抗議する形で、同国での事業から離脱する一方で、アジア企業が実質的に「国軍支援」の役割を担う形でもある。タイの政治姿勢が問われそうだ。
(写真は、ミャンマー・ヤダナ・ガス田での採掘の模様)
PTTEPの発表によると、トタ……
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