HOME |中国電力とJパワーの共同出資「大崎クールジェン」、最終段階の「CO2分離・回収型石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)」実証試験開始。CO2を90%回収後、発電効率47%確保目指す(RIEF) |
IGCF001キャプチャ

 

 中国電力とJパワー(電源開発)が共同出資する大崎クールジェン(広島県大崎上島町)は19日、石炭火力発電の究極の高度化技術である「CO2分離・回収型石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)」の実証試験を開始したと発表した。石炭火力はEU等ではすべて廃止の対象だが、日本は燃焼効率を高める技術開発を進めている。今回の試験は一連の開発実験の最終段階で、CO2を90%回収したうえで47%程度の発電効率を得ることを目指すとしている。

 

 (写真は、第2段階で実証確認されたCO2分離・回収型酸素吹石炭ガス化発電設備(IGCC)=広島県長島)

 

 大崎クールジェンは、2012年度から広島県の離島、長島で、新エネルギー・産業技術総……

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